2015年5月28日木曜日

Zynqの開発環境 windows? linux?

Zynqの開発環境を作ってるのですが、とにかくサイズが大きい!
Vivadoで5~10G、さらにXSDKで5Gくらい食います。

しかも母艦がWindowsの人は、Linux版を仮想マシンで使うかWindows版で行くか、と悩むことになります。

どこのチュートリアルを見ても、Zynq内でLinux使う予定なら素直に開発環境もLinuxにすれ、と書かれていますが、実際両方試してみてその通りでした。。。

コンパイラやmakeツールなんかはwindows版でもそれなりに揃うのですが、具体的に困るのは

  • 拾ってきたソースをビルドするときに、設定スクリプトを一度実行してからmakeしなきゃいけない
  • 拾ってきたソースでLinux環境の標準的なライブラリをincludeしまくっている
という場面です。

上記の問題がスタートアップ時に遭遇する程度ならいいんですが、LinuxをZynq内で使ってると日々こういう苦労をすることになるので、armのクロスコンパイルはLinux母艦でやるのがよさそうです。



最近の仮想マシンは共有フォルダがかなり自然に使えるので、Vivadoはwindows側、armコンパイルは仮想Linux側、パッキングなんかの作業はwindowsのXSDK、という分業もありじゃないかと思いますが、残念ながらLinux側にarmコンパイラだけ入れるという方法が見つかりません。

xilinuxの説明 http://xilinx.wikidot.com/zynq-tools では、
「SDKインストーラの中の*arm-xilinx-linux-gnueabi.bin を使えばコンパイラだけ入れられるよ」と書いてありますが、SDKインストーラはパスワードxzで固められていて、中のファイルを自由に取り出す方法がわかりませんでした。

というわけで、現状ではホスト、ゲスト両方のOSにVivado + XSDKをインストールする羽目になっています。使っているThinkpad X1 carbonのSSDがたった100Gしかないのですぐに溢れます。。。


だれかコンパイラのインストーラだけ取り出す方法を知っていたら教えてください(泣)

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